喜多や
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The Filial Eel

孝行鰻孝行鰻の物語|伊勢に伝わる親孝行の民話|うなぎ料理 喜多や

これは、伊勢の地で語り継がれる、ある親子の物語。
そして、伊勢に鰻が広まった起点とされる実話です。 A tale of a parent and child, passed down in Ise.

孝行鰻の物語 1

むかしむかし、伊勢の地に、病の母と、親孝行な息子がおりました。

孝行鰻の物語 2

母は床に伏せたまま、日に日に痩せてゆきます。息子は、なんとか精をつけてもらいたいと思案しました。

孝行鰻の物語 3

そこで息子は川へ出かけ、鰻を捕らえて帰りました。母に食べさせるためです。

孝行鰻の物語 4

焼いた鰻を口にした母は、少しずつ力を取り戻していきました。

孝行鰻の物語 5

息子は来る日も来る日も川へ通い、母のために鰻を捕り続けました。

孝行鰻の物語 6

やがてその孝行ぶりは、山田奉行の知るところとなります。

孝行鰻の物語 7

天保十三年、奉行は息子の孝心を賞し、銅五貫を賜りました。

孝行鰻の物語 8

この話は「孝行鰻」として、伊勢の地に語り継がれています。

Source

伊勢鰻事始

※天保十三年、山田奉行より銅五貫を賜る養父母への孝行の実話です。(宇治山田市史より)

天保13年(1842年)は、伊勢において鰻が広まる起点とされる年で、「伊勢鰻事始」と呼ばれています。当店の創業年(明治43年/1910年)とは別のできごとです。

人を思う心が、鰻という食べものに重ねられてきた。その心が、今の喜多やのおもてなしの原点です。

Traditional taste comes from kindness.